私の本業なのですが、現在パティシエをやっております。
パティシエにいたるまで色々な職業を経験しており、初めは建築関係の仕事をやっておりました。
測量設計会社で、一日の大半はパソコンと向き合いCADで図面を作成する毎日です。
元々一日中部屋の中にいるのが苦手なタイプでディスクワークがとても苦痛でした。仕事のスピードは遅く、午後からの仕事は眠くなり、パソコンの前でうとうとしてしまう始末で、しょっちゅう上司から叱られ、消しゴムを投げつけられたりしてました。
自分でいうのもなんですが、真面目ではあったので仕事はきちんとやっていたつもりではあります。ただその時代の私は初めての就職先、仕事に対しての情熱など微塵もなく、ただひたすら作業をこなす毎日です。遊びのことしか考えてなくそんな思いが周りにも伝わるんでしょうね、段々と私に対する風当たりが強くなりとうとうその会社、仕事が嫌になり辞めてしまいました。
次に飛び込んだのが、建築関係から全く畑違いの料理の世界です。日本料理に魅せられ意気揚々と日本料理店に入りましたが、師弟関係は厳しく、長時間労働、私の想像をはるかに超える現実がありました。
まずは追いまわしと言われる雑用的な部分ですね。とても繁盛していたお店なので雑用は山のよう、年下の人間にこき使われるは休憩する暇もご飯食べる時間もありませんでした。毎日くたくたにくたびれて、ついには弱音を吐き辞めることになりました。
そして現在につながる洋菓子の世界へ飛び込んだのです。
きっかけは図書館で見つけた1冊の本。確か、小針由雄さんのフランス菓子の本だったと思います。今でも初めて見たフランス菓子の世界に引き込まれたのを覚えています。
洋菓子の修行時代(ここではとても書ききれないのでおいおい書いていきます)はやはりとても苦しい時期もありましたが、今思えばそれもとてもいい思い出になってます。
お世話になった師匠、先輩方、仲間たちにとても感謝しております。今こうして小さいながらも店を出させていただけるのは皆さまのおかげです。
以上、今現在の占い研究所と現在の仕事は全く関係ないように見えますが、不思議と繋がってるでんすよね。またこの話もおいおいしていきたいと思います。
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